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トップページ >  おしらせ >  台風2号による状況(その6)

台風2号による状況(その6)


本日6日(日)午前中にはユニットの拭き掃除等が終わり、午後から利用者様には、元のユニットに移動してもらいました。
夕方には、廊下、ロビー、事務所内も掃除が終わり一通りの片付けが終わりました。


今回の大雨では、情報を細かく収集し、事前に頭の中で避難のシミュレーションをしていました。
そしてその内容を職員にも伝え、意見をもらい修正もしました。

避難訓練などは行っていますが、どのタイミングでどのように行動を起こすには、正しい情報を多く入手することが必要だと思います。
今回は、浜松北消防署副所長宮本様とも1時間ごとに連絡を取り、都田川の水位、潮の干満、今後の雨予報、
それに、細江の苑の利用者の避難状況を、共有できていました。

避難訓練はしていても、いざ、避難をするタイミング、Goサインを出すタイミングは、実に難しいものですが、
このように正しい情報が集められていたので、早目の判断ができました。

6月2日(金)17時00分 1階利用者の避難開始
6月2日(金)19時00分 避難完了
6月2日(金)21時00分 サーバー等の避難、
6月2日(金)21時00分 医療材料等避難完了
6月2日(金)22時28分 施設内に雨水の侵入

そして何よりも、心をうごかされたことは、今回の大雨の被害のあとは、多くのボランティアがきてくれ、片付けや掃除を手伝ってくれたことでした。
休みの職員も駆けつけてくれています。
2日の夜は家に帰らず、細江の苑にそのまま泊まり込み、万が一のために備えてくれた職員(勤務以外)も20人以上います。

細江の苑は、他の施設に比べると、低い土地にあるのかもしれません。
しかし、どこにいても天災は必ずあるもので、その時に大きなチカラを発揮するのは【人の和】だと実感致しました。

【 天の時、地の利、人の和 】

孟子のことばで、「天の与える好機も、土地の有利な条件には及ばない、土地の有利な条件も、民心の和合には及ばない」と言う意味です。
私が学生時代に、ラグビー部の顧問から教えてもらいました。
そして細江の苑には、書家 平田藍水先生に書いてもらった【和】という掛け軸が掛けられています。

本当に、本当に皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。